新型コロナウィルスの感染拡大のため国の緊急事態宣言が4月7日(火)に出された後も政治の混乱が続き、生活や命すら危ぶまれる新年度スタートとなった。大学教育、それも教職課程は、薄氷を踏む春となる。
例年、大学4年生の教育実習は、最も早い学生で5月の連休明けから始まり、学校園でそれぞれ4週間ほどお世話になる。全国で3月下旬から急速に学校の休校延長が打ち出されたことを背景に、既に文科省は4月3日付で教育実習と介護等体験について通知をだしている。
- (教職課程を置く国公私立大学長等宛)文部科学省教育人材政策課長(2020年4月3日)「令和2年度における教育実習の実施に当たっての留意事項について(通知)」 https://www.mext.go.jp/content/202000403-mxt_kyoikujinzai02-000004520-2.pdf
- 同上「令和2年度における介護等体験の実施にあたっての留意事項について(通知)」 https://www.mext.go.jp/content/20200406-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf
教育実習に関する1.は、実習の実施期間を秋以降とするなど、とにかく授業時間数や実施期間の設定を「弾力的に検討していただきたい」(課程認定上の手続きも不要)、という内容である。介護等体験に関する2.も、実施時期の秋以降に調整を求めるものである。さらに「障害者や高齢者等と直接接しない体験を主として実施することも考えられる」と踏み込んだ内容になっている。
しかし、いずれにしても大学や教育委員会等に調整を求める趣旨である。既に4月7日付で横浜市が、4月8日付で東京都が、大学等宛に教育実習の対応についての通知を出している。東京都に至っては、実習開始の14日前から検温等を記入する「健康確認表」と、中止する場合の「教育実習中止一覧」というExcel文書まで作成している。
もちろん学校園では子どものために、考え得る限りの慎重な対応が求められる。自治体と学校園、そして大学の賢察と速攻の実行力が求められるが、一教員としては全体像が見えないもどかしさがある。教育実習が予定どおり5月の連休明けから始まる学生、また実習や授業どころか生きることが心配される学生は全国で少なくないかと・・・。
しかし、いずれにしても大学や教育委員会等に調整を求める趣旨である。既に4月7日付で横浜市が、4月8日付で東京都が、大学等宛に教育実習の対応についての通知を出している。東京都に至っては、実習開始の14日前から検温等を記入する「健康確認表」と、中止する場合の「教育実習中止一覧」というExcel文書まで作成している。
もちろん学校園では子どものために、考え得る限りの慎重な対応が求められる。自治体と学校園、そして大学の賢察と速攻の実行力が求められるが、一教員としては全体像が見えないもどかしさがある。教育実習が予定どおり5月の連休明けから始まる学生、また実習や授業どころか生きることが心配される学生は全国で少なくないかと・・・。
ちょうど5年前の「随想:ミュージアムのある生活。」をプロフィール代わりに載せたい。全国市町村教育委員会連合会が刊行する『時報市町村教委』(2015年3月号)という渋い(?)会報誌で、校長先生や教委の方等から「見たよ-」と評判がよく、原稿依頼をいただいたことに感謝している。オンラインでの学生や同僚とのやり取りに追われるこの一ヶ月を思うと間延びした原稿であるが、青少年の芸術文化活動は、新年度の大きな課題と考えている。コロナ禍の中で4月10日(金)、いわゆる文化観光推進法が、参議院本会議で全会一致で可決・成立している。


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